Roman Abelevich Kachanov / Рома́н А́белевич Кача́нов(1921~1993)
ソヴィエト連邦時代の連邦動画スタジオ(ソユズムリトフィルム)のアニメーション作家。代表作は何と言っても『チェブラーシカ』でしょう。ロシアで人気のあるキャラクターですが、近年日本でもキャラクターグッズ、関連アニメが制作され人気があります。
『こんにちはチェブラーシカ』1969年
正体不明のチェブラーシカとワニのゲーナが友達になるお話。
シリーズとしては『ピオネールに入りたい』(1971)、『チェブラーシカと怪盗おばあさん』(1974)がカチャーノフ監督作です。チェブラーシカと哀愁漂うワニのゲーナのコンビが愛らしいです。日本製の続編も作られDVDも出ています。
『手袋』(The Mitten/Варежка)1967年
犬を飼えない女の子が手袋を犬に見立てて遊んでいると・・・。
チェブラーシカの次にカチャーノフの代表作と云えばこれではないでしょうか。子供と犬の仕草が愛らしく人形アニメの表現力の高みだと思います。DVDが出ています。
参考